「リバプール対スパーズ、3つのキーポイント」

140829_Tottenham Hotspur vs. Liverpool FC  Three key questions   Liverpool Echo

 

ECHO紙は2014年8月31日のホワイト・ハート・レーンでのスパーズ対リヴァプール戦の要点をまとめた。

 

リバプールは去年の高みに達することが出来るか?

 

全体を通して素晴らしいシーズンだった昨年の中でも、トットナムとのアウェイ戦は最もリヴァプールサポーターを驚かせた一戦といえる。

 

ホワイト・ハート・レーンはここ数年リヴァプールファンが勝利を計算できないスタジアムだった。実際、リヴァプールはノースロンドンで6試合連続敗戦し、昨年のスパーズ戦もその前のアウェイ戦でハルシティーに3-1で敗れていた。なのでホワイト・ハート・レーンでアンドレ・ヴィラス=ボアス率いるスパーズをあのように負かしたのは大きな結果で、昨シーズンのリヴァプールは何か特別なことをやると思わせた。

 

今回、ブレンダン・ロジャース監督はどのように昨シーズンと同じようなパフォーマンス、結果を出そうとするのか。

 

マンチェスター・シティー戦の敗北は、ルイス・スアレス抜きでもリヴァプールは別の野獣になったと主張する批評家たちのさらなる期待や刺激的な提案を弱める形となった。しかし、エティハド・スタジアムでの敗戦からもまだたくさんのポジティブなポイントが存在している。

 

リヴァプールは試合の前半、充分に試合をコントロールしていたが、チャンピオンチームに対しての不注意なミスの報いを受けた。しかし、リヴァプールはマウリシオ・ポチェッティーノの下で進化を続け、プレミアリーグで好スタートをきったスパーズを確実に苦しめることができるだろう。

 

アダム・ララーナはフルコンディションに近く、シティー戦で鋭い動きをみせたラザル・マルコヴィッチもいる。そしてマリオ・バロテッリはリヴァプールでのデビューの準備が出来ており、リヴァプールにはポチェッティーノのチームを負かすための武器がたっぷりとあるだろう。ロジャース監督が好むプレイスタイルは最も実用的と思われるものではないが、彼がプレイを指示することによってより多くアウェイゲームを勝つだろう。

 

リヴァプールはトットナムが試合序盤に落ち着く事のないように早い段階でボールを持たせてはいけないし、どんな自信も持たせてはならない。ポチェッティーノはヴィラス=ボアスではなく、リヴァプールは彼のチームを引き裂くことはないだろうが、彼はリヴァプールが多くのチャンスを作ることを阻止することが予想されるので、早い時間帯でのゴールはリヴァプールにとってカギとなるだろう。

 

 

怪我人の影響でスタメンはどうなる?

 

リヴァプールは8月に1200万ポンドでアルベルト・モレーノを獲得しディフェンダーがよく揃っているように思えるが、マンチェスター・シティー戦で出た怪我人によって再び必要最低限のメンバーとなった。

 

サウサンプトン戦の勝利に貢献した後、不運にもスタメン落ちしていたハビエル・マンキージョは、グレン・ジョンソンの怪我により右サイドバックに戻ることが予想される。彼のパフォーマンスはスパーズの主な脅威の一人であるクリスティアン・エリクセンと対峙するので重要な要素になるだろう。元アヤックスのエリクセンはスパーズの両サイドでプレーし、エリック・ラメラはエマニュエル・アデバヨールの後ろで活躍している。マンキージョはエリクセン対策のためにフィジカルで確実に挑むが、若いマンキージョは熱くなり過ぎず、危ない場所でフリーキックを与えないように慎重にならなければならない。

 

一方、別のサイドはモレーノが前節のデビュー戦で足を引きずっていたのでホセ・エンリケが代わりに求められるだろう。エンリケのフィジカルはナセル・シャドリを黙らせている重要な要素となる。高さのあるシャドリは対処が難しが、エンリケのコンディションが整っていれば彼を止めることは可能だろう。
マルティン・シュクルテルもまた試合出場が危ぶまれる一人で、ママドゥ・サコーかコロ・トゥレがセンターバックのポジションへ戻るだろう。ロジャースがサコーを選んだとしたらその時はデヤン・ロブレンは右サイドバックをすることも可能だ。

 

トットナムは「エルビスの代わりにビートルズを獲得した」とギャレス・ベイルをレアル・マドリードへ売却したことで批判されたが、リヴァプールもルイス・スアレスの移籍で同様な批判に直面している。今度の試合はロジャース監督の過剰供給によってリヴァプールが怪我人トラブルの際に問題なく選手が足りているかの試金石になるだろう。

 

 

マリオ・バロテッリはすぐにインパクトを残せるか?

 

彼はリヴァプール入団でいくつかの見出しを飾った。リヴァプールファンはもっともな理由でシティー戦で勝利に貢献することを望んでいたが、次第にマリオ・バロテッリがホワイト・ハート・レーンでリヴァプールデビューするとがわかってきた。

 

前回彼がホワイト・ハート・レーンを訪れたのは、2012年1月のマンチェスター・シティーとの試合で、バロテッリは90分にPKで得点を上げ、ホームのファンを窮地に陥れた。リヴァプールはハイドなきジキルを必要としている。

 

彼がプレイするとしたら、ロジャースがどこのポジションで使うかが興味深い。ダニエル・スタリッジに対するワイドプレイヤーの一人?もしくはバロテッリをフィットさせるためにスタリッジを別のポジションで起用する?幸運にもリヴァプールにはスパーズのディフェンダーを苦しめる豊富な攻撃オプションがあり、彼が先発でも90分のうちどこかでプレイすればリヴァプールファンや記者たちは興奮して息を切らすだろう。

 

 

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さて、移籍関係で色々と他チーム含めて動きがありますが、プレミアリーグも第三節。リヴァプールにとっては大事な試合です。

 

ホワイト・ハート・レーンは去年こそ大勝しましたが、それまでは完全に苦手にしていました。スパーズは開幕から調子も良いみたいですし、ここでしっかりと叩いておきたいですね。

 

記事にもあるように、バロテッリ含めて先発メンバーをどうロジャースがチョイスするのかとても楽しみですね。

 

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