ついにやってきたチャンピオンズリーグ決勝。Road To Kievの旅も最終地までやってきました。
スタメンは予想通りのメンバー。ベンチにはジャンも戻ってきています。
試合開始前は、さすがに緊張感が漂っています。3連覇がかかるレアル・マドリードの百戦錬磨のメンバー達に対して、リバプールの面々はこんな大舞台は初めての選手がほとんどなので、平常心で試合に臨めるか・・・。
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その試合は、序盤はリバプールが攻めていきます。これはほぼプラン通りかと思いますが、何度かチャンスを作っていきます。レアル側にもリバプールの勢いを脅威に感じたのか、何度かパスミスを繰り返していました。
24分に決定機が訪れます。ミルナーが左サイドの裏をとって抜け出し、フィルミーノのシュートから、アーノルドもシュート。ここは相手GKに防がれます。
アクシデントはそのすぐ後に訪れます。セルヒオ・ラモスと交錯したサラーが肩を痛めてしまいます。一度はプレーに戻ったものの、涙の負傷交代となりました。替わりにはララーナが入ります。
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これで試合の流れが明らかに変わってしまいました。リバプールは、ピッチ上の人数は変わってないのに、一人退場者が出たような戦いになってしまいます。。
43分にはベンゼマが決めるものこれはオフサイドで助かります。前半最後は攻め込まれる形を凌いで終了しました。
後半に向けて仕切り直します。サラーを失って一気に厳しくなったリバプール。ここからどう攻め手を見出すか。
後半もレアルがボールを持って攻める時間が増えてきます。
そして、51分に失点。レアルのロングパスをキャッチしたカリウスが素早く味方に渡す瞬間をベンゼマに狙われ、不運にもゴールに吸い込まれていきました。これはカリウスの軽率なプレーと言わざるを得ないものでした。
しかし、その4分後にリバプールが追いつきます。左サイドからチャンスを作り、コーナーキックを獲得すると、そのボールをロプレンがセルヒオ・ラモスに競り勝ちゴール前へボールを渡し、最後はマネが押し込みました!
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流れはまた五分五分になりました。息を吹き返したリバプールは再度プレスにいきます。
それでも、交代で入ったベイルが64分に歴史的なオーバーヘッドで勝ち越しに成功します。「これはちょっとしょうがない」さすがにKOP達もそう思ってしまう素晴らしいゴールでした。
リバプールはその後もマネを中心に攻めていきます。一点差ではまだまだ勝負は分かりません。
しかし、最後の勝敗を分けるタイミングは83分でした。かなり高い位置からベイルが打ったミドルシュート、ブレ球でしたがそれをカリウスが弾けずにゴールが決まります。確かにシュートも強烈でしたが、パンチングではなくキャッチにいったカリウスのミスといえるでしょう。
点差は2点に広がり、リバプールの選手たちは最後まで諦めずに戦いましたが、為す術なく試合終了。13年ぶりのビッグイヤー獲得は夢に終わりました。
まずは試合の流れを決定的に変えてしまったエースの早い時間の負傷交代が悔やまれます。上でも書きましたがまるで1人減ったかのように勢いがなくなってしまいました。リバプールはどこのチームよりも瞬間最大風速を出せると言われますが、前半20分台にその嵐を起こせる可能性が消えてしまったことが残念でなりません。層の薄さもあって、サラーがいなかった時の戦い方が全くありませんでした。
また、カリウスのミスによる2失点について、これまでの彼の戦いを見てくれば簡単に責めることはできません。しかし、この日の2失点は間違いなく彼のミスであり、(ファンが責めなくとも)彼はそこから立ち上がり挽回していく必要があります。彼にとってはベイルのスーパーゴールが決勝点になったことが唯一の救いかもしれません。。
というわけで、リバプールの2017-18シーズンの戦いは終了しました。国内のカップ戦は早々と敗退するも、プレミアリーグでは4位、チャンピオンズリーグで準優勝と結果を残したと言えると思います。同時に、様々な課題も明確になってきています。これからワールドカップを挟んでプレシーズン期間、新シーズンの開幕へと続いていくわけですが、クラブのフロント陣には是非強かに課題の解決に取り組んでほしいと思います。
コウチーニョのトランスファーリクエスト騒動に始まったシーズン、久々に戦うチャンピオンズリーグの舞台、冬に結局コウチーニョは去るものの、ファン・ダイクが加入し、2018年からは本当の意味での新リバプールが誕生した気がします。このチームはまだまだ強くなれます。味わったチャンピオンズリーグの悔しさを晴らすことはもちろん、来季はプレミアリーグの優勝も狙っていってほしい。そう願っています。
本当に今シーズンは楽しめました。また来シーズンも楽しみにしています!
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YNWA!!
【僕のプレミアリーグ視聴環境】
テレビの大画面で観るなら、これがとても快適です。
リバプールの試合以外は、このタブレットでよく観てます。
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