ルイス・スアレスはこの夏のワールドカップの対戦でウルグアイがイングランドへ脅威をもたらすことが可能だと信じている。
リヴァプールFCのストライカー、ルイス・スアレスは6月19日のサンパウロで行われる両チームにとって極めて重要なゲームを迎える。スアレスは今季プレミアリーグで輝き、PFA年間最優秀選手賞とFWA年間最優秀選手賞、31ゴールでゴールデンブーツを獲得した。リヴァプールがシーズン最終日にリーグタイトルを逃したことは大きな失望だったが、彼は好調を夏にも維持することに自信があり、既にイングランドの守備に裂け目を見つけていると語っている。
「イングランドには好調なプレイヤー達がいて、ほとんどの選手はプレミアリーグのビッグチームに所属しているけど、僕らは彼らがいくつかの問題をかかえているのを知ってるし、きっと彼らを苦しめることが出来ると思うんだ。」
ウルグアイはワールドカップのトロフィーを掲げた8チームのうちの1つだ。彼らは2度優勝し、前回の有償は1950年のブラジル大会であった。
そしてスアレスは4年前に4位に終わった南アフリカ大会でもオスカル・タバレス監督にとっての重要な選手であり、チームは今回より良いパフォーマンスを期待しモチベーションを上げていると彼は語っている。
「はっきりしてるのは、ウルグアイはブラジルで行われるワールドカップの意味を理解しているということだね。過去に起きたことを考えるとそれはとても重要なんだけど、僕らは今の時代を生きているんだ。」
「去年のコンフェデレーションズカップでは僕らはブラジルに敗退させられた。僕らの方が良いプレイをしていたと思うからからあれは不公平だったけど、それもフットボールで、素晴らしいプレーをしても常に勝てるとは限らないんだ。」
「僕らはブラジルでのワールドカップによってモチベーションが上がるのを自覚しているよ。何故なら過去に全て経験しているからね。僕らは小さな国だけど選手たちの濃度は信じられないんだ。何かを勝ち得たいという強い欲望があるし、それがウルグアイ人なんだ。」
スアレスの今シーズンのクラブと代表での調子は彼を世界トップクラスだと示している。彼はこの夏、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドへと立ち向かう。
「メッシとロナウドは全く別のプレイヤーだね。彼らのどっちが優れてるなんて言えないよ。メッシは美しいテクニックがあり、たくさんの点を決める。小さいからってのもあるけど、素晴らしいドリブラーだね。」
「一方、ロナウドは機械のようだね。彼は完璧に見えるよ。彼はパワーと知性を兼ね備え、常にボールを完璧に扱うんだ。彼らは同じレベルにいるね。」
「だけど僕はアンドレ・イニエスタをとても称賛しているんだ。彼は常に他の選手より思考スピードが早いし、信じられないようなパスを出すね。予想できないプレーをするんだ。彼には他の選手に見えない可能性が見えているようだね。彼のプレースタイルだけでなく、彼の生き方もまた常に落ち着いているよね。」
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さて、週末にCL決勝がありますが、いよいよワールドカップが近づいてきましたね。
KOPとしてはやはりイングランド対ウルグアイが大注目なわけですが、リヴァプール対スアレスって感じで今から本当にワクワクしますね。
インタビューではイニエスタのことを絶賛してるのがなんだか意外なチョイスで面白かったです。
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