「リバプールがクリスマスまでに必ずしなければならない5つのこと」

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ついにインターナショナル・ブレイクが終わり、リヴァプールFCは順位テーブルを駆け上がることに集中できる。

 

シーズンの始まりは頻繁にストップとスタートを繰り返すものだ。代表戦はリーグ戦を3試合行った後の9月の第一週にあり、さらに10月と11月にも行われる。それはつまり3ヶ月のプレミアリーグでの11試合の間に3度のインターナショナル・ブレイクがあるということだ。

 

次の代表戦は3月まで行われないのでブレンダン・ロジャース監督はチームの問題を解決する十分な時間がようやく持つことができた。ここではリヴァプールがクリスマスまでに必ずやらなければならない5つのプランを紹介する。

 

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ベストなメンバーとシステムを見つける

 

リヴァプールは今シーズン、既に22人もの選手を起用しており、これは昨シーズントータルより3人少ないだけである。夏の戦力強化は必須だったが、それはまた新たな問題を生んでいることが今シーズンの失望するスタートによって明白になっている。

 

ロジャースは8月から4-1-2-1-2、4-2-3-1と4-3-3の間を採用している。昨シーズンとは違って、これらの変更が知性や戦術的な結束に触れた時、コンスタントなフォーメーション変更は誰も知らないので非常に多くあることだ。もちろんダニエル・スタリッジの怪我はどうしようもなかったが、これはチームが自分たちを認識するための機会となった。2013/14シーズンは相手チームがリヴァプールについて予想を立てることはできるが、実際は何もすることが出来なかった。今年は対照的である。

 

これはフットボールの試合をコントロールするチームなのか?ポゼッションが彼らの試合では一番大事な側面なのか?あるいは昨年のように、理性を投げ捨て、戦術シートを引き裂いた時にベストなパフォーマンスをするチームなのか?それらの決定はなされなければならない。現状のままではリヴァプールは道半ばにいて、その基礎は倒壊している。

 

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チャンピオンズリーグの決勝トーナメントへ進出する

 

それは明らかにストレスを感じさせるが、リヴァプールは欧州最高峰の大会で自分たちの価値を証明しなければならない。ロジャース監督とチームはそこに入るためにどうすればよいかは発見しているが、そこに留まり続けるということは全く別の問題である。

 

日程は厳しくなり、相次ぐレアル・マドリーとの敗戦でバーゼルに3ポイントリードを許している。ルドゴレツの連戦を考えると、確かに有利な立場にいるように思える。リヴァプールのこれまでのパフォーマンスを正当化するべきではない。彼らの唯一のブルガリア王者に対する勝利は幸運で、スイスでのがっかりする敗戦の前の出来事だ。

 

少なくとも彼らは予選を通過するために何をすべきかは知っている。2勝すればおそらく十分で、特に1月にヨーロッパのエリートを集めるためには必ずそうならなければならない。

 

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中盤のバランスを整える

 

リヴァプールのディフェンスは今シーズン多くの嘲笑を受けているが、恐らく最もロジャースの対応を要するのは中盤である。これは、部分的にはチームの不確実性から生じている。昨年のタイトルレースにおけるベスト・オブ・ミッドフィールドで極めて重要な役割を果たしたスティーブン・ジェラードでさえ、バランス不均衡を解決するためにピッチ上さらに上へ移動した。

 

とても上手くいっていたやり方が消えてしまった。今やジョーダン・ヘンダーソンは深い位置でプレーすることもあり、一方、ジョー・アレンとエムレ・カンはジェラードの前の2枚として役割が不明確である。フィリペ・コウチーニョとアダム・ララーナにも、昨年コウチーニョが行っていてストライカーをサポートする中盤センターでプレーする可能性もあるだろうが、今のところ活用されてはいない。

 

結果は明白なもので、ヘンダーソンだけがリーグのタックル数TOP20に入っており、23タックルを成功させている。彼より上の19人はミッドフィルダーであり、一方でデヤン・ロヴレンは今シーズン114のクリアをしており、リーグで3位の数字である。またマルティン・シュクルテルは95クリアで11位となっている。これは中盤が守備で十分に貢献できていなく、守備陣が無防備になり的確なクリアが出来ていないことを示している。また同様に、攻撃面でも足りていない。

 

失点が相次ぎ、得点力が急激に低下している時、まず直感的にはディフェンダーとアタッカーに目がいくが、全てをつなげているのが中盤なのである。

 

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ダニエル・スタリッジの代役を見つける

 

また新たな負傷を抱え、スタリッジは6週間離脱しクリスマスにも間に合わないだろう。ここまでで14試合に欠場している。

 

リヴァプールには可能な限り早い彼の復帰が必要だ。彼が全ての問題を解決するわけではないが、彼はスピードと運動量と得点能力を持っている。これらは今のチームに決定的に不足しているものである。

 

残念ながらロジャースはスタリッジの怪我についてはコントロール出来ないので、この状況に対応していていかなければならない。彼が不在時のリヴァプールは1ゲームあたりの平均が1得点、1ポイントとなっており、どのようにスタリッジ抜きで最良の対処をするかを決定しなければならない。それはマリオ・バロテッリの最前線ではなく、同じイタリア人であるファビオ・ボリーニや、リッキー・ランバート、もしくはラヒーム・スターリングがその候補になるのだろう。

 

もしそれらが有効な解決策でない場合、1月に新たなストライカーを探さなくてはならないだろう。

 

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次の6試合で16ポイントを獲得する

 

普通に考えると、リヴァプールのクリスマスまでの日程はまずまずである。クリスタルパレスとレスターへのアウェー戦、ホームでのストーク戦もサンダーランド戦はリヴァプールにとって程良いもので、その後にマンチェスター・ユナイテッドとアーセナルという大きな連戦がある。

 

昨年のようにクリスマスにリーグテーブルのトップにいるということはあり得なく、数字上はその時点の彼らが残した36ポイントに到達することも不可能である。現在のリヴァプールは14ポイントでクリスマスまでに18ポイント分の試合がある。リヴァプールは16ポイントを狙うべきである。

 

TOP4でフィニッシュすることはより難しくなり始めている。昨シーズンのエヴァートンは72ポイントで5位となっている。一試合平均は1.89ポイントである。16ポイント、5勝1分だとリヴァプールは30ポイントとなり一試合平均は1.71ポイントで依然としてボーダーラインに到達できていない。しかし、現状の一試合平均1.27ポイントよりは良い。

 

30ポイントを獲得することはもっとも重要なことである。何故なら、過去10年間でクリスマスに30ポイントを下回ってTOP4入りしたのはたった2チームしかない。2005/06シーズンのアーセナルは8位で26ポイントだった。もう1チームはもちろんリヴァプールの2003/04シーズンで22ポイントであった。

 

しかしそのシーズン、57ポイントでチャンピオンズリーグ出場権を獲得出来た。今やその基準はより高くなり、リヴァプールは何とかしてTOP4に入り来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得するところまでチームを高めないといけない。

 

ありがたいことに、現在のリヴァプールは4位まで4ポイントというところである。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、エヴァートン、トットナムもまた苦しんでおり、クリスマスまでの戦いは白熱するだろう。しかし、リヴァプールは自分たちの形を見つけ、勢いをつけて2015年まで走り続けなければならない。

 

 

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このところとてもバタバタしており、久々の翻訳となります。

 

さて、スタリッジが再び離脱したり、ヘンダーソンも怪我をしたりと暗いニュースが続いていますが、ここからまた連戦が続きますね。記事にもあるとおり、ここからチャンピオンズリーグ決勝トーナメント出場をかけた戦い、プレミアリーグTOP4を目指す戦いが本格化してきます。

 

あまり希望を持てないのが正直なところですが、ロジャースやキャプテンを信じて応援していきたいと思います!

 

YNWA!!!

 

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