急上昇しているリバプールFCの資産価値は、フェンウェイ・スポーツ・グループがクラブを3億ポンドで買収して以来、いかにクラブの経営状態が転換してきたかを示している。
アメリカのビジネス誌ForbesはリバプールFCを世界で最も資産価値の高いクラブ、ベスト8に選出し、昨年の10位からユベントスとACミランを追い抜いた。
この1年間でリバプールの資産価値は6億4400万ポンドと42%も上昇した。その飛躍は記録破りの来シーズンの51億3600万ポンドのプレミアリーグのテレビ放映権に関連して、リバプールの商業収入も増加した。
これらの数字は、なぜボストンのFSGが約5年前にリバプールが高等裁判所管理になる淵から救おうとしたのかを示している。
当時、リバプールFCは最低価格で入手可能であり、彼らはプレミアリーグとリバプールの世界的なサポート基盤を考慮して、未来の巨大な可能性を見ることができた。そして、彼らの資産は倍増した。
Forbesのリストがフィールドから離れたリバプールの進歩を示すならば、同時に彼らはまだまだ進んでいく必要があるということも伝えている。
リバプールは未だにイングランド国内のライバル達に遅れを取っている。マンチェスター・ユナイテッドは3位で20億3000万ポンド、マンチェスター・シティーは5位で9億500万ポンド、チェルシーは6位で8億9800万ポンド、アーセナルは7位で8億5900万ポンドとなっている。
Forbesは「ソーシャルメディアのフォロワー」、「マッチデー収入」、「放送収入」、「スポンサー収入」の4つの分野に基いてヨーロッパの6大クラブとしてリバプールをあげているが、リバプールはまだ追いかけている立場である。リバプールのソーシャルメディアのフォロワーは2900万だが、チェルシーの4700万、マンチェスター・ユナイテッドの6800万に劣っている。
マッチデー収入に関して、2013-14シーズンのリバプールは5500万ポンドだったが、チェルシーは7600万ポンド、マンチェスター・ユナイテッドは1億1500万ポンドと劣った。
放送収入も同じような形で、リバプールは1億800万ポンドだが、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティーはそれぞれ1億4000万ポンドを超えている。
スポンサー収入に関してはリバプールは1億1100万ポンドだが、マンチェスター・ユナイテッドの2億200万ポンドと比べるとかなり見劣り、またチェルシーの1億2100万ポンド、マンチェスター・シティーの1億7700万ポンドにも劣っている。
スタンダードチャータード銀行がユニフォームスポンサーを最近契約延長し、2016-17シーズンからアンフィールドの収容人数を約54000人に押し上げるメインスタンド拡張によって、リバプールはライバルチームとの差を埋めようとしている。
FSGは常に、それらは長期スパンで考え、途中で投げ出すつもりは無いと主張している。
Forbesのランキングはリバプールの資産価値向上と、ライバル達に遅れを取らないために大きなチャレンジが必要であることの両方を強調している。
========
先日、「資産価値の高いクラブランキング」が発表されましたが、我がリバプールは8位でしたね。前年の10位からランクアップしてますが、プレミアリーグのライバルたちも流石にすごいです。まあプレミアリーグはTOP20中8クラブがランクインしているので、全体的にレベルが高いですね。
記事でも触れてますが、今後のアンフィールド拡張やスポンサー獲得などでライバル達を追い越して行ってほしいですね。(まあクラブが強くなって良い成績を残すことが一番の近道な気がしますが・・・)
YNWA!
========
最後まで読んでくださってありがとうございます。感想をコメント欄やTwitterで送っていただけると嬉しいです!