リヴァプールのオーナー、ジョン・ヘンリーはチームのタイトルへのチャレンジ、スタジアム改修計画やヒルズボロの悲劇の犠牲者家族が苦しんだ不正義について語った。
ジョン・ヘンリーはブレンダン・ロジャース率いるリヴァプールがプレミアリーグの優勝は「計画より早い」と語っている。シーズン開始前の目標はチャンピオンズリーグ出場権獲得だと表明していたが、シーズンが始まると、”何か特別なこと”を皆が感じていたと彼は言っている。
「建て直しの最中でしたから、TOP4で終わることに狙いを定めていましたが、本当に特別な何かを感じ始めていました。もし我々が幸運にも今年優勝することができたら、計画より早くスケジュールが進んでいると言えるでしょうね。」
ヘンリーオーナーは先週はチームがマンチェスター・シティーを打ち負かすのを見にリヴァプールへ来ていて、そこでチームの勝利を手助けするファンの最高に力強いサポートを目撃した。フェンウェイ・スポーツ・グループはクラブの象徴となるスタジアムを再建する大きな挑戦に直面し、彼は数週間のうちにいくつか図面を出したいとしている。
「我々はアンフィールドを今後20年、30年、40年、50年において必要な姿にしようと全力で取り組んでいます。収容人数を45,000人から60,000人にするには、その45,000人のスタジアムを改築しなければなりませんね。それには莫大な費用がかかります。我々は数週間のうちにいくつかの図面を発表します。そのデザインにとても興奮していますよ。これは困難な挑戦ですが、やりがいのあることですし、しっかりやっていきますよ。」
ヘンリー・オーナーは週末の試合後、ボストン爆破テロの追悼式典に参加するためにアメリカへ戻らなければならなかった。チェアマンであるトム・ワーナーは火曜日のヒルズボロの悲劇の追悼式典に出席し、ヘンリーオーナーはクラブは遺族が25年間味わってきた苦痛を十分に理解していると語っている。
「クラブは遺族が25年間に経験したことの重大さを十分に理解しています。この不正義はクラブも認識しているものなのです。」
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ファンもみんなシーズン終盤にTOP4争いをしていれば上出来、と思っていましたからまさか優勝が現実味を帯びている現状はオーナー陣が思っていた想定よりだいぶ早いものでしょうね。
それもこれもロジャースを指名し、ビジョンを持ってクラブを見事に作りなおしたオーナーの功績ではないかと思っています。本当に感謝。
アンフィールド増築に関しても、近々発表するとしている図面も楽しみですね。
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