大事なTOP4を直接争っているマンチェスター・ユナイテッドとのナショナルダービー。
いつもこのカードは試合前から独特の緊張感があるのですが、今回も同じようにとても緊迫した雰囲気がありましたね。
注目されていたスタメンはジェラードがベンチスタートでアレンが先発、スタリッジがTOPに入り、ルーカスがベンチに戻ってきました。
試合は、スタートから早い攻守の切り替えで、さすがに両チームとも気持ちの入った試合の入り方をしていました。ただし、リヴァプールはその気合が空回りというか、得意の前線からのプレスもうまく決められず、攻めてはうまくボールがつながらずという感じでした。
そんな中、前半13分にマタに先制点を決められてしまいます。
3バックの弱点でもありますが、モレーノの空けた左サイドのスペースをうまく突かれてしまいました。モレーノはそれまでにもパスミスが多かったり、雰囲気にのまれてる感じで来たね。
その後もレッズは動きが重苦しい感じが続いてましたが、35分のヘンダーソン⇒スタリッジ⇒ララーナと惜しい形を作った後はしばらく反撃の雰囲気が出ていましたが、追いつけないまま前半は終了。
後半にロジャースがどう動いてくるか注目でしたが、頭からジェラードをララーナに替えて使ってきました。
しかし、そのジェラードが1分も経たずに一発レッドで退場。リプレイで見ても血の気の引くようなプレーでしたね。。
一人少なくなったリヴァプールは後半14分にまたマタに決められて2-0と突き放されます。ロジャースもバロテッリを入れて何とか流れを変えようとしますが、たいした効果も得られませんが、後半24分にスタリッジが決めて1点差とします。
試合は終盤に相手にPKを与えますがミニョレがナイスセーブを見せるものの、結局追いつくことは出来ず、何とも後味の悪い敗戦となりました。
負けはしましたし、前半は相当酷い出来でした。しかし、試合終盤までミニョレ、コウチーニョ、ヘンダーソン、スタリッジは最後まで気持ちのこもったプレーを見せていたのが唯一の希望ですね・・・。
ジェラードに関しては、試合後のインタビューで反省の言葉を述べてましたが、とても信じたくないプレーをしてしまったと思います。個人的に一番悲しいのは今年はディエゴ・コスタの事があってあれだけ憎んだ行為を、一番好きな選手がやっている姿を見てしまった事です。
非常に順位的にも、精神的にもダメージが大きい敗戦となりましたが、何とか切り替えていくしかないですね。ユナイテッドとは5ポイント差に開きましたがまだ彼らには強敵相手の試合が残ってますし、大事なのはこれをリヴァプールが引きずらないことだと思います。
昨年はシーズン終盤のチェルシー戦で完全に勢いが止まりましたが、今年は同じようなことが無いように祈っています。
ロジャースさん、よろしくお願いします。
YNWA!!
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