「1-1で終わったチェルシー戦を現地新聞はどう伝えたか」

170201_Liverpool 1 1 Chelsea what the papers say Reds pass test of mettle but Mignolet has no excuses Liverpool Echo

 

少なくとも、最悪の結果は免れた。

 

リバプールは屈辱的なアンフィールドでの4連敗は避け、プレミアリーグトップを走るチェルシー相手に引き分けた。この結果はユルゲン・クロップ監督率いるリバプールをTOP4に留め、1日遅れで行われるマンチェスター・シティが10ゴール差でウェスト・ハムに勝利しない限り4位をキープすることになる。そしてさらに重要なことに、このチェルシー戦におけるリバプールのパフォーマンスは惨憺たる1月が終わりを迎えたことを示唆していた。

 

タイムズ紙のヘンリー・ウィンターは、「これはリバプールの気迫のテストであり、彼らはそれをパスした」と記した。

 

「彼らはアントニオ・コンテがデザインした力強いシステムを突破しようと全力を尽くした。ヘンダーソンは中盤で輝き、ここ最近の批判に強く反応しチームを牽引した。後半途中でサディオ・マネが復帰したことはリバプールにとってポジティブなことであり、1月の失望を和らげることができた。リバプールは、スタンリー・ボールドウィンが首相だった時代以来となるアンフィールドでの4連敗という屈辱を免れたのだ。」

 

「リバプールの情熱はあちこちに溢れていた。ピッチ上ではヘンダーソンが、またスティーブン・ジェラードはBTスタジオにてワイナルドゥムのゴールが決まった後、窓を大きく叩いて喜びを爆発させていた。」

 

「ユルゲン・クロップ監督のもとでコンスタントにBIG6との戦いで成績を残し、15試合で1敗しているのみである。今シーズンに限っては7試合で3勝4分となっている。彼らのスタイルは向かってくる相手には有効に思えるが、反対のボーンマス、バーンリー、スウォンジー・シティー、サンダーランドには今期足をすくわれている。これは相手が引いて守りに人数をかけた場合の自己満足、集中力の欠如やプランBの欠如が表れている。」

 

テレグラフのサム・ウォレスは、リバプールのゴールキーパーの貢献に焦点を当て、ディエゴ・コスタのPKを止めた場面がこの試合の決定的な瞬間だったと書いている。

 

「シモン・ミニョレは誰にとっても第1ゴールキーパーというわけではなく、ユルゲン・クロップ監督でさえ構想に入れていなかったが、彼がこの先のプレミアリーグのタイトル争いをまだ継続して楽しませることに成功した。」

 

「3連敗の後、リバプールは毎回はね返してくる対戦相手を打ち破る気持ちを失ってしまったかと思ったが、彼らは挑み続けた。最終的に引き分けとなったが、あのPK判定は疑問でありジョエル・マティプのファールであったかは疑わしさが残った。しかし、チェルシーの優勝を止めるというリバプールというクラブの野心は表れていた。」

 

一方、ミラー紙のデイビッド・マドックは以下のように主張した。
「PKは止めたが、ミニョレは立場は危うくなっている。ユルゲン・クロップは辛抱強い男であるが、フリーキックでレフェリーが笛を吹いた後で注意を怠ることは許されない。これは初めてではなく、昨シーズンのヨーロッパリーグのボルドー戦で20秒間ボールを保持したことによって結果的にゴールを与えたシーンを思い出してほしい。このようなわずかなことで相手ゴールを与えることは許されない。」

 

「どちらにしろダヴィド・ルイスのフリーキックはセーブできなかったと言う人もいるが、キーパーが準備できていればキックの精度も違っていただろう。もしミニョレが適切なポジショニングをし敏感に反応していたら、正しい指示をする時間もあっただろう。しかし、強烈なシュートを打たれてしまった。キーパーはそれをセーブする役割であり、彼は弁解出来ないだろう。」

 

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やはり注目を浴びたのはミニョレ・・。PKセーブはお見事だったものの、あのFKの不注意はいただけませんでした・・・。そういえばボルドー戦のボール保持しすぎて間接FK与えて失点したシーンありましたね・・。

 

まあマネも帰ってきましたし、日程もここから楽になっていくので、2月はまた以前の好調を取り戻してほしいですね。

 

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