待ちにまったマージーサイドダービーです。
アレンがスタメン復帰かと思いましたが、結局出番は無し。スタメンは、右サイドバックにフラナガンで、その前の右サイドにスターリングも復帰。
フォーメーション的には1トップという感じですが、
スアレスとスタリッジはトップの位置と左で流動的にポジションチェンジを繰り返してました。
後から思うと2トップにしないでこの形にしたのは大正解でした。
この試合は明らかに意図的にカウンターを狙ってる感じでした。
ハーフラインくらいまでは相手に持たせ、戻りを早くして、そこからのプレスが効いてボール奪取する姿が何度もありました。
(特にコウチーニョが良かった!)
そんな中、
20分にスアレスからのコーナーでキャプテンがヘッドで先制!PK以外での点は久しぶりな気がしました。
あの喜びようはやっぱり、ダービーへの気合の入れ方が違うぞと実感。
リーダーの得点で一気に勢いづきました。
そして、エヴァートンはこのシーンでルカクが負傷したのも大きかったと思います。
30分前後はこちらの守備のちょいミスもありながら攻め込まれるシーンが続きますが、最終ラインとその前のジェラード、ヘンダーソンが最後のところで防ぎ切ってました。
ここで点を取られないで耐えたのは大きかったです。
そんな中でスタリッジの追加点。
一気のカウンターで、コウチーニョの絶妙なスルーパスから落ち着いたフィニッシュ。
2-0で喜んでいたら、そのあとさらに追加点。
コロからのロングフィードに抜け出したスタリッジがポンって打ったのがそのままゴール!
あれがちゃんと枠に行くのがすごい。
後半に入っても勢いは衰えず、ハーフラインくらいでスアレスがボール奪取してそのままDFを振り切ってゴール。
脱帽。1月にして去年の23得点に並びました。
(去年だって出場停止しなきゃ得点王いけたのに)
その後のスターリングのPKはラッキーな感じに見えましたが、ハットトリックを狙いに譲ってもらったスタリッジが何故か外す…。
この後の彼は動揺を隠せない感じでゴールを狙いにいってましたね。。
70分、3対2のチャンス、スタリッジがハットトリックにこだわって外す。スアレス激怒。
そのあとすぐに交代。個人よりチーム全体を重んじるロジャースのそういうとこ好きです。
スタリッジは明らかに不満そうな態度を見せてましたが、ゲーム後のインタビューでは反省してる感じだったので何より。これが良い薬になってくれれば言うことないですね。
フラナガン下がる時の拍手もすごかった。ほんとにKOPに愛されてるなと感じます。
全体を通して全員が高いパフォーマンスを発揮してましたが、
個人的にはコウチーニョが特に素晴らしかったと思います。高いポジションでもプレスからビルドアップまで、やはり真ん中よりの方が彼の視野が活きますね。
とにかく、最高の形でダービーを制しました。
4位争いはもちろん、優勝争いにも復帰してほしいですね!
(プレミアは優勝狙うくらいじゃないと4位は厳しいと思う)
次節はWBA戦。クラークがいない今、あまり脅威ではなくなったので、アウェイですがしっかり勝って、その後のアーセナル戦を迎えたいです!
YNWA!!