ペペ・レイナはバイエルン・ミュンヘンへの移籍が決まった後、リヴァプールFCのサポーターたちに別れの手紙を公開した。
振り返ると昨年7月、レイナはナポリへのローンが決まった後、最初の手紙をサポーターに向けて書いた。しかし、今回彼はリヴァプールからの永遠の旅立ちを正式に発表した。
‘Once a Red Always a Red’という見出しを付けられ、彼は9年もの間のファン達のサポートに感謝をしている。
「この場を借りてリヴァプールのみんな、何年にも渡って僕にしてくれた全てに御礼を言わせてください。」
「僕は世界で最も偉大なクラブの一つであるリヴァプールで長い間過ごすことが出来て幸運でした。とても名誉なことだと思っています。アンフィールドでの思い出、チームメート達、サポーターのみんな、リヴァプール市民は永遠に僕の中にいます。いつだって自分にとって特別なものに別れを言うのは辛いことです。」
バイエルンへの移籍について彼はこう語った。
「リヴァプールで楽しんでやったように、向こうでも楽しみたいと思っているよ。再びまた別の偉大なクラブへ行くことができるなんて幸運です。」
締めくくりにはこう書いている。
「僕は自分をこれからもずっとリヴァプール人だと思っています。」
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レイナの別れの手紙全文
「Once a Red Always a Red 」
昨年の今頃、ナポリにローン移籍が決まった後、僕はリヴァプールとファンの皆に手紙を書いた。何人かの人達は僕に、1シーズンのローンでまた12ヶ月後には戻るのに何でそんな手紙を書いたんだ?って聞いてきたけど、僕にはそのとき既に自分のアンフィールドでの時間は終わったと確信していたんだ。リヴァプールは正ゴールキーパーとしてシモン・ミニョレと契約し、僕はローンで外に出された。だから僕はそれまでの感謝とお別れを言いたかったんだ。もうここには戻らないだろうと分かっていたからね。
この手紙は僕の移籍が確定したという少しの改定版になると思うけど、この場を借りてリヴァプールのみんな、何年にも渡って僕にしてくれた全てに御礼を言わせてください。前回、僕の言葉の一部は誤解され、意図された文脈から取り出されていたけど、決してリヴァプールを離れたい意図があったわけではなく、良い関係なんだ。きっぱりと正しておきたいね。
僕は世界で最も偉大なクラブの一つであるリヴァプールで長い間過ごすことが出来て幸運でした。とても名誉なことだと思っています。アンフィールドでの思い出、チームメート達、サポーターのみんな、リヴァプール市民は永遠に僕の中にいます。移籍するのは残念だけど、それはとてもこのクラブで楽しんだからこそなんだ。いつだって自分にとって特別なものに別れを言うのは辛いことです。僕はリヴァプールのためにプレイできたことに感謝しているし、いつか終わりはくるものだから僕らは嫌な感情無しに歩き出しているんだ。
今僕に出来るのはバイエルン・ミュンヘンでの新しいチャレンジを楽しみ、ペップ・グアルディオラと再会することだ。彼は僕がバルセロナでの最初のキャプテンだった。リヴァプールで楽しんでやったように、向こうでも楽しみたいと思っているよ。再びまた別の偉大なクラブへ行くことができるなんて幸運です。またすぐにアンフィールドには戻ってくるよ。ただ、次に来るときは選手としてではなくファンとしてだね。その時は本来のリヴァプールらしく大きなタイトルをかけた戦いをしていてほしいよ。
最後に2005年にリヴァプールに加入してからずっと支えてくれたファンのみんなに感謝の気持ちを伝えたい。在籍中の監督たち、ドレッシングルームを共にしたチームメートたち、色々な方法で僕を助けてくれた全てのスタッフ、そしてチームや僕に想像を絶する声援を送ってくれるファンのみんな一人ひとりに感謝しています。僕は自分をこれからもずっとリヴァプール人だと思っています。
You’ll Never Walk Alone,
Pepe
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もうとっくの昔に覚悟はできていましたが、いざ決定するとやっぱり寂しいですね。リヴァプール低迷期をずっと支えてくれたレイナ。
チームの調子が全然良くない中、孤軍奮闘し、ビッグセーブを決めて、「レイナ神!」「サンキューペペ!」といったツイートがTLに並んだのをよく覚えてます。
一時はジェラードから時期キャプテンに 指名されていましたが、改めて外国人選手の難しさを思い知りました。
レイナ、今までありがとう!バイエルンでの出場機会は難しいかもしれないけど、持ち前のキャラクターでチームの勝利に貢献することを祈ってます。
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