ジェラードをウェンブリーに連れて行こう!という合言葉で戦ってきたFAカップもいよいよ準決勝、戦いの地はウェンブリー・スタジアムへ。
スタメンは3バックか4バックか、ジェラードを使うのかどうか、というのが大きな注目ポイントでした。直前にルーカス怪我の情報が入りましたが、もしそれがなくてもロジャースはジェラードを使ってたのかどうかがとても気になる所です。
試合は立ち上がりからしばらくヴィラのペースで、何度か危ない場面がありましたがなんとか凌いで迎えた30分、コウチーニョがゴール!
よく見ると相手の足に当たって若干ラッキーな感じでしたが、本当に大事な場面で決めてくれます。
その後、6分後に流れの中から綺麗にベンテケに決められ追いつかれてしまいます・・・。
1-1になってからは結構激しい試合になりました。
そして、後半になってからバロテッリを投入し、4バックにしてジェラードを中盤の底にする形にしましたが、これは今シーズン序盤でよく見たバロテッリ1トップ、ジェラードアンカーという形で特に機能することもなく、もう少し他の手は無かったのかなぁという感じでした。
そして、後半9分に勝ち越されてしまいます。。
チーム全体に覇気がない感じが漂い、結局追いつくことは出来ずにそのまま試合終了。ジェラードが誕生日にカップを掲げるというKOP全員の夢は準決勝で砕け散りました。
そのジェラードですが、見ていて悲しくなるほど存在感がありませんでしたし、守備も穴になっていました。期待されるフリーキックでも残念な感じでしたし、気持ちが離れてるのか、体がもう動かないのか。他の選手たちもどう彼と接していいのか戸惑っているようにも見えました。まあこのFAカップは、チームとしても「ジェラードのためのFAカップ」という位置づけだったと思いますので、彼と心中して散るのであればまあ納得なのかな、と。そしてロジャース監督もそういうつもりだったのかなと思います。自分もジェラードで勝てないのであれば諦めがつきます。悔しいですが・・・。
さて、これで今シーズンは残り6試合、リーグ戦を残すのみとなりました。シティーの背中はまだまだ遠いし、スパーズも横にいる状況ですが、気持ちを切り替えて最後まで諦めずに良い試合を見せてほしいですね!
YNWA
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