ジェラード「堂々とした最後を飾る」

150512_Steven Gerrard on Liverpool FC goodbye  I m determined to sign off in style   Liverpool Echo

リバプールのキャプテン、スティーブン・ジェラードは土曜日に行われるアンフィールドでの最終戦において、輝かしい17年間の堂々とした最後を飾ると決意を示した。

 

5月11日、ジェラードのクラブへの多大なる貢献はLiverpool Former Players Associationによって表彰され、彼はクラブの2000年代の殿堂入りを果たし、また初のYou’ll never walk alone賞を受賞した。

 

授賞式において、終わりの無いスタンディングオベーションの中、ジェラードは次のように語った。

 

「僕は今度の週末を台無しにするような長いスピーチはすべきではないよね。まずここへ招いてくれたジョン・アルドリッチへ、そしてこの素晴らしい場にいられることを感謝したい。また今夜ここにいるルーカス・レイバ、シモン・ミニョレをはじめとした僕のチームメイト全員に感謝しているよ。僕はもうすぐいなくなるけど、本当に素晴らしいチームだ。」

 

「チームが更に強くなってより良い未来を築くために、オーナーたちが積極的な投資をしてくれることを期待しているよ。」

 

「僕は8歳のときにこのリバプールFCに来たから、このクラブと離れた時間が流れていくことを想うととても辛いよ。土曜日はきっとお別れムードの試合になると思うけど、まだもう一試合あるから強く居続けないといけないね。」

 

ジェラードは直近の二試合においてレベルの違いを見せゴールをあげているが、それはまだ終わっていない。

 

「僕は常にゴールを狙っているよ。フットボールは常に浮き沈みがあるものなんだ。今年に入ってから僕はハムストリングを痛め欠場し、そしてその後はマンチェスター・ユナイテッド戦で愚かなタックルをして退場してしまった。そんな状態でチームを去ることはしたくなかった。僕は高みにいるときに去りたい。チームを去る本当の最後まで自分の全てを捧げるよ。」

 

リバプールを離れる決断、そしてメジャーリーグ・サッカーについて聞かれ、彼は次のように語った。

 

「新しい冒険であり、新しいチャレンジなんだ。僕は17年間、リバプールでスポットライトを浴びてきた。そして今、これからはもう少し家族に捧げる時だと思うんだ。僕はまだ分からないけど、LAについての良い話は聞いているよ。家族が楽しめる場所へ行き、僕は試合に出るんだ。」

 

「今シーズン、僕がベンチに座ることが多くなりそれがきっかけだったんだ。毎週月曜の朝にトレーニングに行き、その週末の戦いの為に準備をしてきた。それが僕の熱狂だったんだ。監督と話をしてそれが変わると分かったときに、決断したよ。今年は僕にとって変化の年になるけど、今がその正しい時だと思っているよ。」

 

いつかまたアンフィールドへ戻ってくるかと聞かれ、彼は次のように答えた。

 

「コーチや監督でと言われているけど、まずその役割を果たせるようにならないといけないね。もし未来にそのチャンスが現れて、僕がそこに貢献できると思ったら、僕はきっと戻ってくるよ。」

 

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いよいよ、ジェラードのアンフィールドでのラストゲームが近づいてきました。もうその事実を想うだけで涙が出てくるのですが、偉大なるキャプテンの最後の勇姿をしっかりと見届けたいと思います。

 

そしてジェラードの未来、リバプールの未来につながる試合になることを期待したいですね。

 

YNWA!

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