「リヴァプールの財政面での成功を目指すイアン・エアー」

140310_Liverpool FC s Ian Ayre targets the big time as the Reds look to invest in future   Liverpool Echo

 

今、リヴァプールファンにとっては一番の感心事ではないかもしれないが、マネージング・ダイレクターのイアン・エアーにはデロイト・フットボール・マネー・リーグの順位は無視できないものだ。

 

そして彼はすぐにでもヨーロッパのTOP10の「長者番付」に復帰することを望んでいる。

 

リヴァプールは1月の最新のデロイト社の発表では12位となり、14年ぶりにTOP10から外れることとなった。ドルトムントやユベントス、そして資金力のあるパリ・サンジェルマンらに出し抜かれている。

 

しかし、エアーはヨーロッパのコンペティションへの復帰およびアンフィールドの再建計画が、以前の順位に戻していくものと信じている。

 

「我々はリヴァプールFCであり、自分たちがどうあるべきかという意味でこれは重大なのです。我々は経験があり、最善の結果を期待しています。」

 

「しかし我々が何故12位だったかを把握している、ということに十分安心するでしょう。問題の核心は、リヴァプールがヨーロッパの舞台に立っていなということです。また、我々のスタジアムは、私達が求める収容力もありません。」

 

「そう、何が原因か分かっていて、私達はそれらに対処するために最大限取り組んでいます。ヨーロッパの舞台へ戻るために私達はピッチの上で出来る限りを尽くしていますし、チャンピオンズリーグに戻れると願っています。」

 

「ブレンダンとチームはその目標を勝ち取るために素晴らしい努力を続けています。そしてもし我々がチャンピオンズリーグ出場権を獲得してその利益を享受できれば、デロイト・フットボール・マネー・リーグの順位は8位になると私は考えています。」

 

彼はこう続ける。

 

「そしてもし我々のアンフィールドを拡張するという提案を検討すれば、多少の収容力増加と結果として収益を得ることになりますね。それらを加味すると、5位か6位あたりになると考えられます。」

 

「それら2つの対処は重要なチャレンジで、我々を第一線に戻すものになるでしょう。リヴァプールは広告収入に関してはどこにも負けませんし、リーグの上位争い繰り広げているという意味で、その他の部分でも状況は上向いています。」

 

「我々はそのことを承知していますし、オーナーを始めとするクラブ全員、私自身やブレンダンとチームもその2つの目標に集中しています。スタジアムの目標に関しては引き続きとてもポジティブに感じていますが、同時に慎重にも捉えています。」

 

「我々は良い経営状態で、おそらくファンに対する一番のメッセージは、私達が得ようと着手しているスケジュールは順調であるということです。遅れはとっていませんよ。」

 

ECHO紙が今月初旬に明らかにしたリヴァプールの最新の決算によると、昨季の収支は年間500万ポンド近い赤字だった。しかし売上高は2062万ポンドとなっていて、9%アップしている。エアーはこの数字は、重要なパートナーシップ数の増加による広告収入の著しい改善によって大きく下がると語っている。

 

「我々の収益増加の大部分は、商業活動の増加によるものです。我々はこれまで重要な新しい商業関連のパートナーシップや、世界的な小売ビジネスの発展、継続して成長しているメディアビジネスやその他の要素に関する様々な公式発表をしてきました。」

 

「それで我々経営陣は、多くの時間や努力、専門知識やお金をかけてそういった商業活動に投資し、毎月、毎年成果を上げるように継続しています。また、その他の大きな収益増はメディア収入の増加からきています。我々の商業活動が推進していることが大きな核心です。」

 

「オーナーはリヴァプールの借金額を減らすためにとても支援しています。オーナーは継続して現金注入だけでなくビジネスマネジメントを強化し、銀行とともに負債を再配置することもサポートしています。」

 

フットボール・マネー・リーグのTOP10 (総収入)

1. レアル・マドリード (£444.7m)

2. バルセロナ (£413.6m)

3. バイエルン・ミュンヘン (£369.6m)

4. マンチェスター・ユナイテッド (£363.2m)

5. パリ・サンジェルマン (£341.8m)

6. マンチェスター・シティ (£271m)

7. チェルシー (£260m)

8. アーセナル (£243.6m)

9. ユベントス (£233.5m)

10. ACミラン (£225.8m)

12. リヴァプール (£206.2m)

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まあ、とにかくチャンピオンズリーグ出場権を死守することですね。。

 

そうすれば本当の意味でリヴァプールは世界のトップブランドに返り咲くことが出来るはず!

 

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2 Responses

  1. ぶー 2014/03/13 / 09:39

    非常に興味深い内容でした
    人件費やら収入がここ数年でどう推移しているのか
    この記事を読んで、少し気になりました
    ジョー・コールなどのサラリーを
    移籍後も支払うという記事を読んだので、
    そうした後遺症もまだ残っているのでしょうか?

    • fukt 2014/03/14 / 02:29

      >ぶーさん

      コメントありがとうございます。
      そうですね、チーム運営という観点で見ると、単純に選手を揃えて強くすればいいわけではないってのがよくわかりますよね。
      現体制ではかなり健全にやろうとしているので、今後は楽しみではありますが・・・。

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