ルイス・スアレスはアンフィールドでの試合前に流れるクラブの偉大なアンセム「You’ll never walk alone」を聞く度にこみ上げてくる深い感情を語った。
歌が流れる間、世界中のファンとチームを一つにする強い力が働く。そしてそれはそれぞれにとっての個人的な感情を呼び起こす。
スアレスにとってそれは家族に関するものである。「This is Anfield」のサインがあるトンネルを通り、ピッチへ続く短い階段を登り芝生に足を踏み出すと、彼は妻と子供たちを見上げる。
「僕がトンネルを通り抜けて『You’ll never walk alone』を聞きながらスタンドの妻と子供たちを見上げると、とても感情的な気持ちになるんだ。僕の娘デルフィナは歌詞を全部覚えてるんだ。あれは本当に最高のアンセムで忘れられない感覚なんだ。僕がもっと若かったころ、そういう感覚を持つことができるようになるなんて、本当に思ってもいなかったよ。」
毎回スアレスがゴールを決めるたびに見せるリアクションは、スアレスの純粋な幸せを表しているようで、時々そのゴールそのものと同じくらい興味深い。
1月のストーク・シティとの戦いで彼は1点目を決め、大声を出して喜びを爆発させた。4-0でエヴァートンに圧勝している試合の間は、彼はKOPからの大きな称賛と脚光を浴びていた。
「僕はファンを楽しませるプレイをしたい。もちろん勝利は大事で勝つために全力を尽くすけど、サポーターの皆が喜んでいる顔は美しいんだ。多くのお金を払って僕らのプレーを見ているんだからね。」
「シュート練習のウォーミングアップ中でも、僕が良いシュートを決めれば彼らの歓声は聞こえるんだ。それは素晴らしい感覚なんだけど、正直に言うと僕がウォーミングアップ中にすごいゴールを決めると、彼らはゲーム中に僕に対しておとなしいんだ。1月に2-2で引き分けたアストン・ヴィラ戦の前、僕は闘志を燃やしていたんだけど試合中は全然だったんだ。」
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You’ll never walk aloneはリヴァプールサポーターにとっては本当に言葉に表すことが難しいですよね。
僕も実際に2010年2月にアンフィールドに行って歌いましたが、本当にずっと身体が震えていました。
↑僕がアンフィールドで撮影したYNWAです。
普段、Twitterの見ながら試合を見ているのですが、ユルネバが流れているとき、タイムラインが「YNWA!!」っていうのが続くのが個人的にとても好きです(笑)
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