ブレンダン・ロジャース監督は、今年の夏にローン期間を経て成長したファビオ・ボリーニとスソがマージーサイドに戻ってくることで戦力が強化されると話している。
ボリーニはプレミアリーグのサンダーランドにおいて、先週末のリーグカップ決勝でのマンチェスター・シティ相手の素晴らしいゴールなど印象的な活躍を残している。一方スソは、リーガ・エスパニョーラのUDアルメリアにて24試合で7アシストを記録している。
「ファビオは試合に出ていくつかの重要なゴールを決めています。彼はウェンブリーでタイトルがかかった決勝戦でプレイする機会がありました。先行きは明るいですね。スソのように若い選手がスペインリーグのチームのレギュラーとしてプレイするというのは素晴らしいことです。彼は夏にはチームに戻ってくる予定で、そのとき我々は彼をどのポジションで使うか判断します。」
ボリーニとスソは現在合計12人のリヴァプールからローン移籍している選手の2人だ。ロジャースはこのローンシステムは、ファーストチームでの経験を求めている若いプレイヤーをはじめ、関係者全員に利益をもたらすシステムであると信じている。
「ローン移籍は確実に有益ですよ。それぞれの選手に応じて違ったローンの形があります。特に若い選手には経験を積むということが非常に重要です。我々に近い哲学をもったやり方をするクラブに彼らを置くことは我々にとっても良いことです。それは彼らの成長を助けますし、戻ってくる頃にはプレッシャーに耐えうる高いレベルのプレーができるようになっいることを期待しています。」
「アンドレ・ウィズダムはダービー・カウンティでチャンピオンシップの上位争いを非常によくやっていますし、若いコーディーはシェフィールド・ユナイテッドで経験を積んでいます。彼は別のところで毎週試合に出場することが必要だったのです。」
その一方でロジャースはリヴァプールの控えメンバーの態度や決心について敬意を表している。
監督は一部のベテラン、特に前線において、イアゴ・アスパスらはファーストチームでのポジションを得ることは難しいと認めている。
「今季は何人かの控えメンバーにとっては難しいシーズンになっています。特にストライカーはそうですね。イアゴについていえば、彼は辛抱強く毎日トレーニングしています。彼はあまり多くの時間プレーしていませんが、真のプロフェッショナルです。それは間接的にルイス・スアレスとダニエル・スタリッジの手助けになっています。」
「そういった選手たちには難しい時間ですが、彼らはまだ自分たちをチーム全体に捧げています。いずれ最終的に彼らがどこかで試合に出たいと思うということは理解しています。」
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来季はスソとボリーニを戻すとロジャースは明言していますね。現スカッドがある程度維持されていればまず控えでしょうけど、今の経験を積んだ彼らがベンチにいてくれると頼もしくなりそうです。
一方で試合に出れてないメンバーについても発言しています。アスパスに関しては、もっと試合に使ってあげればと思いますが、もう練習の段階である程度判断できているんでしょうね・・・。
この辺りの人員管理、全体のモチベーション維持というのは監督の能力が問われる部分だと思いますが、個人的にはロジャースはそういった部分に長けている気がするのでこれからも上手くやっていってほしいです。
(逆に下手なのがラファ・ベニテスですよね・・・・)
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