ロジャース「3ポイントは至上命題だった」

リバプールのブレンダン・ロジャース監督は、サウサンプトン相手に2-1の僅差で勝利し、チームの個性と重要なシステム変更の２つを強調した。

リバプールは前半、ヘンダーソンから出された強い意志と巧妙なパスからラヒーム・スターリングがゴールを決めて先制した。一方、不屈なセインツは後半すぐにドゥシャン・タディッチの完璧なヒールパスからナサニエル・クラインが決めて同点とした。その時になって、ロジャースが後で指摘するスピリットがはっきりと見え、ダニエル・スタリッジの決勝点がチームを救った。

ブレンダン・ロジャース監督は試合後に次のように語った。

「今日、我々は結果を出さなければならなかったのでこの勝利は大きなものです。シーズン開幕戦はとてもタフな試合でした。あの決断と個性が勝利へ導いたのでとても嬉しいですね。シーズンが始まり我々はもっと良く、もっとスムーズにプレーできるようになるでしょう。今日は本当にハードな戦いでした。」

「彼らは良いチームです。彼らは何人かの良い選手を獲得しましたし、経験豊富な監督が来て選手たちをまとめています。そういうチームを相手にすると常に難しい試合になるものです。」

「3ポイントを獲得することは至上命題でした。アンフィールドのサポーター達は私が記憶しているとおり、今日も素晴らしかったですね。我々はガッツと決断力を示しました。ありがたいことに、我々はゲームの流れを変えられました。」

「1-1の状況で、私はベンチを見てそれまでのシステムを変えました。ダイアモンド型のフォーメーションに変えてリッキーを投入しました。彼は流れを変えましたね。選手たちは彼のクオリティーを知っています。我々はボックス内にクロスを上げ始め、2点目につながりました。ラヒームは素晴らしいヘディングでダニエルへ繋ぎ、ダニエルは華麗なタッチで決勝点を上げました。素晴らしい得点でした。」

スタリッジは昨年のストークとの開幕戦でも決勝点を上げており、再びリバプールが接戦を勝ち越すのに貢献している。スターリングのアシストからスタリッジの至近距離でのフィニッシュは3ポイントに値する。ロジャースは彼らが突破口を見出したことに称賛をしている。

「ダニエルは（昨シーズンから）継続しています。50試合で36ゴールです。近代のリバプールの歴史ではナンバーワンです。時々彼はゲーム中に消えていることがありますが、彼はいつもゴールを決めているのです。あのようなボックス内に侵入してのゴールは嬉しいですね。どこへボールが来るか予測し、彼は美しくゴール隅へ導きました。ラヒームのゴールも素晴らしいものでした。素晴らしいパス、フィニッシュです。我々にとって素晴らしい得点でした。」

その他では、ゴールキーパーのシモン・ミニョレは昨年の開幕戦と同様、極めて重要なセーブを見せた。モルガン・シュネデルランの強烈なシュートに触れクロスバーで防いでリードを守った。

「あれは素晴らしいセーブでした。彼は他にも、スティーヴン・デイヴィスのシュートもよく止めました。それほど多く出番がなかったですが、彼は素晴らしかったですね。シモンはとても素晴らしいボールの扱いをします。あれは良く反応してバーの外へかき出しました。終了間際にいくつか恐ろしい瞬間がありましたが、そういうことでさえ勝利をより良いものにしていくのです。」

また、ロジャースはこの夏獲得し、今日デビューを飾ったデヤン・ロブレンとハビエル・マンキージョについても触れました。同じタイミングでチーム入りしたアダム・ララーナとラザル・マルコヴィッチはもうすぐ怪我から復帰し、アルベルト・モレーノはセビージャからの移籍が完了したばかりということで、ロジャースはポジティブに締めくくった。

「ロブレンは素晴らしかったですね。古巣を相手にするのは常に難しいものですが、彼は本当によくやっていました。彼は真のリーダーでDF陣を統率していましたね。若いマンキージョは早い段階でイエローカードをもらったことを考えると、よくやっていましたね。彼は別の環境に来ていて、まだ20歳です。とても良い選手です。」

「我々は同様に若いモレーノを獲得しました。彼は大きな才能を持った選手です。マルコヴィッチは起用可能で、アダム・ララーナはあと数週間もかからないでしょう。スカッドは整ってきていますよ。」

========

スタメンの意図とかを知りたかったのですが、このインタビューではその辺りは触れられてませんでした・・。ただ、1-1になってシステムをダイアモンド型に変えたと言ってますね。

次はマルコヴィッチも起用可能なようですし、モレーノもいます。ますますロジャースがどういうメンバーを組んでくるのか気になりますね。

——————–

最後まで読んでくださってありがとうございます。感想をコメント欄やTwitterで送っていただけると嬉しいです！

にほんブログ村