ECHO紙では毎週、リヴァプールFCのファンと接触して前週の試合と、今後のレッズについての意見を聞いている。今週は、thisisanfield.comというファンサイトを運営しているマックス・ムントンに、ホワイト・ハート・レーンでのトットナム戦の勝利、マリオ・バロテッリのデビュー、大混乱だった移籍最終日について伺った。
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トットナム戦の勝利には満足した?今季のリヴァプールは進歩していると思う?
「もちろん喜んだよ。リヴァプールがロジャース監督の下で進歩したことの一つは失敗から立ち直りつつあることだね。そしてレッズはトットナムを倒し自信がにじみ出ている。インターナショナルブレイクを迎えるにあたり、ポイントを獲得するのは必須だったし大勝によって自信を得ることが出来たから、それを持って次のホームでのアストン・ヴィラ戦に臨んでいきたいね。」
「チームにはまだ良くなる要素はあって、アダム・ララーナの登場は特に昨シーズンの容赦無い勢いのあったチームに近付くカギになるだろうね。」
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ジョーダン・ヘンダーソンは特に際立っていた。彼は副キャプテンに相応しいと思う?
「昨シーズンのアウェイのトットナム戦でのヘンダーソンのパフォーマンスは彼の時代の到来を感じさせるものだった。中盤のボスとなり、5-0という大勝利を演出したね。この試合でもこの24歳は再び最高のパフォーマンスをみせて、我々が彼に期待する基準を引き上げたんだ。1ゴール目で彼がラヒーム・スターリングを見つけた視野は非常に優れていたよ。」
「彼はスティーブン・ジェラードからリヴァプールのキャプテンとは何を意味するのかを学び・吸収する完璧なところに位置しているね。声を上げて主張すること、知的なリーダーシップを既に彼は示しているし、だから彼はクラブの副キャプテンや未来のキャプテンの有力な候補者なんだ。」
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新しいディフェンスラインはどうだった?マルティン・シュクルテルはスタメンに復帰させるべき?
「ロジャースが試合後に語ってたけど、トットナム相手にクリーンシートを達成したのは重要なことだし、4バックは試合のほとんどの時間、だいたいはソリッドに守っていたね。ハビエル・マンキージョとアルベルト・モレーノは長い間クラブの両サイドバックを務めるだろうと思わせてくれたよ。」
「だけどセンターバック選びに関しては、僕はまだマルティン・シュクルテルの経験値は無視出来ないと思っている。何れにしろ、そのレベルでポジションを争うのは素晴らしいことだね。」
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今シーズンのラヒーム・スターリングはどこまで良くなる?
「この19歳はどんどん良くなっているよね!?ますます膨らむ彼の可能性は恐ろしいし、昨年みせた成長を続けられたら、間違いなく今シーズン最も重要な選手になるよ。マリオ・バロテッリや他の新しく加わった攻撃陣から彼が学ぶものは興味をそそられるね。だけど、彼は得点を重ねていて急速に完璧な選手になりつつあるよ。」
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マリオ・バロテッリの貢献はどうだった?
「僕はホワイト・ハート・レーンでの試合開始の笛を聞いて安心したんだ。そして全てのマリオ・マニアが過剰な悪評を払拭したね。彼はフットボールに集中していたし、クラブでのデビュー戦を結構良い感じで終えたんだ。」
「彼とダニエル・スタリッジの間には良い相互理解があるように見えた。距離感も近く、もう少し試合を重ねると連携も鋭くなり、彼はゴールを決めるだろうね。彼はアウェイスタンドのファンの前でリラックスしている様子だったよ。彼の能力や可能性はクラブに必要なものだろう。」
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移籍最終日、少し混乱が起きていたね?リヴァプールのこの夏の移籍全体に関しては満足してる?
「移籍最終日?完全に大騒ぎだったね。だけどある人達はそのような混乱が好きだし、フットボールメディアもマーケットを無視することは出来ない。そして最終的にはどのメディアを信用するかを決めるんだ。」
「それにも関わらず、別のクラブの大混乱を見るのはとても満足なものだったよ。リヴァプールは早い段階で効率よくビジネスを進めていたからね。プレシーズンやシーズン開始してすぐの移籍で重要なのは、彼らにチームに溶け込む時間があることで、僕はこれが今シーズンのチームの団結の証になると思っているんだ。」
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ヘンダーソンが副キャプテンに相応しいか?という話が出てましたが、そういえばアッガーが移籍したのでチームの副キャプテン空いているんですね。今のメンバーだとヘンダーソンはまだ若いですが、年次とかを資質を考えてもまさにピッタリですね。
ケニー時代に苦しい時期を散々見てきたので、ここまで言われるまでに成長したのは本当に感慨深いです。。
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