運命のチャンピオンズリーググループステージ最終節です。
バーゼルを相手にアンフィールドで勝てば決勝トーナメント進出。引き分け以下でグループステージ敗退という分かりやすい状況です。
スタメンは、詳細は定かではありませんがコロ・トゥレが負傷?でメンバーから外れ、ロヴレンが入りました。あとは最近のローテーションでのメンバーです。
試合の立ち上がりはどちらも激しかったですね。バーゼルも思ったより攻撃的にきたなという感じでした。
ヘンダーソンは左サイドでイキイキとやっているように見えましたし、久々先発のロヴレンもよくやっていました。
しかし、25分。
自陣でのミスから失点。シュートはともかく、あのバックラインで無理してつなぎながら攻めようとするスタイルは本当に何とかしてほしいですね。今日のバーゼルは最初からそこを狙ってハイプレスで来てましたから。
相手は負けなければいいということで、先制点を奪われ精神的にもとても厳しい戦いになりました。
アンフィールドも何故かいつに無く静かで、バーゼルサポーターの声が場内に響いてましたね。
その後もなかなかシュートまでいけない展開が続き前半終了。。
前半のスターリングのシーンが顕著だったけど、フリーでキャプテンがいると周りもパスしなきゃって遠慮してしまうシーンが多く見られて、このあたりがどんどんキャプテン起用時の課題になるかと思いました。
後半頭からランバート下げてマルコヴィッチ、エンリケを下げてモレーノ投入。これは一か八かの交代策に出ましたが、前半の出来ともう後がないという状況的に妥当ですね。
そのマルコヴィッチですが、前のサンダーランド戦でもそうでしたが、とても良いアクセントになってました。移籍後見せていた自信の無さのようなものが取れて彼本来のドリブルが活きていました。
しかし、後半16分、マルコヴィッチが一発退場。明らかにあの手は余計でしたがレッドは厳しすぎますね。
皮肉にも、そこから10人となったリヴァプールは一致団結し、バーゼルゴールに襲いかかります。何度か惜しいシーンがありましたがなかなか決まらず。
そんな中、81分、スターリングが獲得したFKをジェラードが決めて同点。
この場面で決めるとはさすがとしか言いようがないです。前半のパフォーマンスから、後半はキャプテンを下げたほうがいいのでは?と思ってましたが、セットプレーで必要な存在ですよね。実際は無かったですが、同点の後、PKを獲得してキャプテンの他に誰がそのプレッシャーの中で蹴ることが出来るでしょうか。
同点となってからはまさに怒涛の攻めを見せました。本当に気迫が伝わってくる10分間でしたが、勝ち越しならず、敗退。
久々のチャンピオンズリーグの舞台で決勝トーナメントまで行けずに敗退という非常に悔しい結果となりました。
とにかく残念でなりませんが、最後に見せた気迫をそのままリーグ戦に持続させてほしいですね。
YNWA!!