ロジャース「傑出した結果だった」

140323_Rodgers  It was an outstanding result   Liverpool FC

 

ブレンダン・ロジャース監督は、土曜日にカーディフ・シティー相手に6-3と素晴らしい勝利を上げた後、再び最上級の称賛の言葉を探さなければならなかった。

 

ルイス・スアレスは、ハットトリックでシーズン28ゴールに到達し、例によって大きく勝利に貢献し、依然としてプレミアリーグ2位を確保することとなった。シュクルテルの活力とスタリッジの冷静さもリヴァプールのまた別の良い点であった。

 

試合後の記者会見で、記者は全能なスアレスに関するロジャースの考えに再度迫った。

 

「彼は注目すべきプレイヤーです。彼の決意と欲求はこのように高いレベルにあり、そのご褒美を受けています。1点目、彼は後ろへ下がってボールを受けませんでした。そこから中に入り込み、少しの間ポゼッションし、ディフェンスの裏を取りました。グレン・ジョンソンのクロスは素晴らしく、スアレスはフィニッシュするためにそこにいましたね。彼がフィニッシュできなくても、ダニエル・スタリッジが決めてたでしょう。彼はフットボールを楽しんでいるワールドクラスの選手です。これが長く続けばと思います。」

 

リヴァプールの1点目はスアレスによるもので、ジョードン・マッチの得点を相殺した。

すぐ後にフレイザー・キャンベルの得点でカーディフがリードするが、シュクルテルによる2点でリヴァプールは後半に弾みを付けた。

 
これでシュクルテルは2013-14シーズンで6ゴール目となった。

 

「どのチームでもピッチ上のあらゆるポジションからゴールが必要です。これは私がシーズン開始時に言っていたことの一つだと思いますが、ディフェンダーもシュートを打たなければなりません。彼は今シーズン6ゴール決めています。私は試合前に、今日は君がいくつかゴールを決める気がするよと言ったのです。彼は攻撃することが得意な選手です。彼は最初のゴールで脚をうまく使いましたね。まるでストライカーのようなゴールでした。今日の彼は並外れていました。今シーズンの彼は私たちにとって本当に信頼できる選手ですよ。」

 

次に点を決めたのは、スタリッジの輝かしいバックヒールパスを受けたスアレスだ。彼はその後、パートナーによる5点目をアシストした。

ロジャースはスアレスのラストパスに向けて進んだスタリッジの決断を強調した。

 
「スタリッジのゴールでは彼のボックス内に入っていく意志と決断がみえました。とても力強さを持ったグレン・ジョンソンは若いファビオを圧倒し、50ヤードの素晴らしいパスを送りました。ルイスはそれを落とし、ダニエルは70mをボックスに向かって走りました。チームの欲求を示していましたね。ルイスのゴールを生んだ彼のバックヒールパスは驚くべきものでした。それは我々のチームが持っている、フットボーラーとテクニシャンがゲームを切り開くことが出来て、ボールをコントロール出来るということなのです。我々は長い間ポゼッションし、カーディフをイライラさせました。」

 

最終的なスコアはリヴァプールの圧勝だったが、カーディフの早い時間でのゴールは焦りを生む恐れがあった。

ロジャースはチームがベストな試合の入り方をしたわけではないことを認めたが、カーディフ・シティー・スタジアムで自らの難しいスタートに打ち勝つことが出来たことに満足している。

 
「前半、我々はおそらく少し深いポジションを取り過ぎていたと思います。フレイザー・キャンベルとクレイグ・ベラミーという脅威になる選手に多くのスペースを与えてしまいましたし、彼らは試合の序盤は上手くプレーしていました。」

 

「我々は一度か二度、簡単にボールを失いましたが、それでもまだ我々は攻撃面で脅威を与えていました。ハーフタイムには、ピッチをもう少し短く使い、ボールを支配する意識を高めようと話をしました。明らかにそれは我々に創造性とチャンスをもたらしましたね。」

 

「今日、我々は素晴らしい立て直す力、精神力、そして繰り返しますが攻撃力を見せました。我々は集中を保っていましたし落ち着いていました。とても際立った結果でしたね。新たに上昇しているチームを相手にするのは常に難しいものですが、我々の試合でのいくつかの要素はとても良いものでした」

 
リーグのトップスコアラーがいる状況から、単純に相手より多く点を取るという方針かと記者から質問が飛んだ。

 

「我々は単に相手より多く点を取ろうとしていませんよ。バランスを取ろうとしています。私たちはつまらない失点をしましたが、2つの難しいチーム、サウサンプトンとマンチェースター・ユナイテッド相手にクリーンシートを達成できたことは私は誇りに思っています。我々は多くのスペースを与えてしまいましたが、重要なのは私たちがどう対応するか、この18ヶ月でどう成長したのかということです。」

 

「今日は立て直す力と自信があったので私たちが試合を取り戻すことができると考えていました。私はそれがとても満足ですよ。我々はもっと良い試合をするための他の要素を分析します。いつもそうですよ、常に改善していくのです。」

 

「今日の想像力と創造性をみれば、観衆が常に我々が他のチームの半分の時間で点が取れてしまうと感じていることが分かるでしょう。それは我々のようなタイプのチームにおいては正しい認識のされ方です。私たちは確かに守備面で心配されるチームではないですが、常にそうではありません。」

 
カーディフでのアウェーゲームは8日間で3ゲームが続く日程での1ゲーム目で、この後はアンフィールドでのサンダーランド戦、トットナム・ホットスパー戦へと続いていく。

2月23日以来、チームはKOPの前に姿を表していないのでロジャースはホームに戻ってくることを楽しみにしている。

 

「我々はすぐ先のことに集中しています。私はサンダーランド戦を本当に楽しみにしていると言わなければなりませんね。ずいぶん長いことはアンフィールドでプレーしていなかった気分です。我々は3ゲームをアウェイで戦ってきて、(今年のリーグ戦)アウェイでの4勝目を上げました。」

 

「水曜日は私たちにとって素晴らしい夜になるでしょう。我々にはホームゲームが5試合、アウェイゲームが3試合残っています。アンフィールドはフットボールをするのに特別な場所です。我々にとってそれはもう目の前にあるのです。」

 

「我々に出来ることは集中することです。ファンは信じることも夢見ることも出来ます。そしてアウェーのゲームを見に来て6点決めたのです、そうする権利がありますよ。彼らは今年の我々の成功における大きな部分を占めていますね。」

 

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僕はこの試合を見ていて、ロジャースは交代カードを使わずにどうやって後半あれだけ立て直したのかがとても気になっていたのですが、このインタビューでそのことについて触れているのはこちらですね。

 

at half-time we just shortened the pitch a bit more and reinforced our idea to dominate the ball.

ピッチをもう少し短く使い、ボールを支配する意識を高めよう

 

それで、

 

Obviously that led to our creation of chances.

明らかにそれは我々に創造性とチャンスをもたらしましたね。

 

ということです。

何となく、ロジャースも言っているように選手たち自身にも試合中に立て直す力(resilience)が備わってきているということなんですかね。素晴らしい。

 

それにしても、次節アンフィールドのゲームは本当に久しぶりですね。最近はアウェーでも快勝しているのですっかり忘れていました(笑)。

 

この2連戦は圧倒してほしいですね!

 

YNWA!!!

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