ルイス・スアレスをリヴァプールに連れてきたケニー・ダルグリッシュは、クラブは彼の感情コントロールを手助けする必要があると信じている。
元リヴァプールの選手・監督であるケニー・ダルグリッシュは、クラブはルイス・スアレスを見放すことはないと確信し、スアレスには感情コントロールの手助けが必要だと信じている。
スアレスはワールドカップでイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに噛み付き、4ヶ月の全サッカーに関する活動をFIFAにより禁止された。スアレスが噛み付きにより出場停止になるのは3度目で、リヴァプールは、彼が昨シーズン33試合で31ゴールを上げる傑出した活躍をみせたにも関わらず、問題を引き起こすこのストライカーを切り捨てるかに直面している。
2011年1月にアヤックスからスアレスをアンフィールドに連れてきたダルグリッシュは、27歳のスアレスにはより多くの理解が示される必要があると考えている。
ダルグリッシュはこうデイリー・ミラーのコラムで語っている。
「これは私の信条ですが、クラブに選手を移籍させるということは、その選手に責任を持つということです。選手が悪いことをやったからといって背を向けてはいけません。」
「きっとリヴァプールは、FIFAの決めた処罰がどんなものでもスアレスを見捨てはしないでしょう。もちろん彼抜きでシーズンの始めの数ヶ月を過ごすのはクラブにとって大きなダメージです。」
「誰もイタリア戦で起こった出来事に答えられません。何故ならそれはルイスだけが知っているからです。何人かの人々は目に見えない傷を持っているのです。」
「時々、何か悪いところがあった時でも足にギプスが無いと、人々は助けを必要としないと考えるものです」
ダルグリッシュは処罰がリヴァプールにとって不可抗力で手厳しいものだと考えている。
「彼がイヴァノヴィッチを噛んでFAから処罰され国内のゲームに出場できなかった時、彼は国際試合には出場出来ていました。彼がナショナルチームで何かをして処罰され、彼のクラブが被害を被るのは少しおかしく思えますね。」
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さて、ワールドカップモードだったのと、仕事が忙しくてこのブログも全然更新してませんでしたが、スアレスがまたやってしまいましたね。。
イタリア対ウルグアイの試合は僕もリアルタイムで見ていたのですが、あのシーンは本当に血の気が引いたというか、ロジャースとジェラードによってすっかり改心したと思っていたのでまたやったというのがショックでした・・・。
そしてFIFAから発表された処罰。。4ヶ月、しかも練習にも参加出来ないというのはチームにとっても痛すぎますね。
クラブからはまだ正式な発表はありませんが、ケニーが言うように見捨てることなくスアレスと一緒にこれからも歩いて行ってほしいと個人的には思っています。
Suarez, you’ll never walk alone!
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最後まで読んでくださってありがとうございます。感想をコメント欄やTwitterで送っていただけると嬉しいです!
コラム楽しく読ませて頂きました。
スアレスに対してリヴァプール側からのコメントが少ないなか、ケニーがスアレス残留擁護のコメントを出してくれて、とても嬉しいです。
正直スアレスに対する処分はもう、しょうがない部分もあると感じています。何を言っても3回目ですから、、、。
ただ、リヴァプールにはスアレスに寄り添ってあげて欲しいです。
気になるのはチームメート達の反応です、特にジェラードの、、、。
キャプテンには引退まで時間があまりありませんから、来シーズンはなんとかプレミアのタイトルが欲しいと思っていたと思います。
今回の事件はその事に大きくマイナスになることが考えられます。
そんなジェラードがいったいどの様にスアレスを迎えるのか?心配です。
2人がそろってカップを一緒に掲げる姿をただただ見たいと願っています。
>ヘンダーソンさん
コメントありがとうございます。
チームメートの反応気になりますね。これ以上キャプテンが顔をしかめる姿を見たくないですよね・・・。