「ウエスト・ハム戦の敗戦からリバプールが学んだこと」

140921_West Ham United 3 1 Liverpool FC  What we learned from the Reds  shocking defeat in London   Liverpool Echo

 

ECHO紙はリバプールがハマーズ相手の無残な敗戦から何を学んだのか考えた。

 

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リヴァプールの守備陣は一層悪くなっている

 

無様で、とても酷く、無秩序で、哀れで、当惑して、馬鹿げている。アップトン・パークでのリヴァプールの守備を表す言葉はネット上であふれているが、これらは繰り返されている。リヴァプールファンにとってこれらは特に新たに起こったことではないが、レッズは単にこのように守り切ることができず、メジャータイトルに挑戦することを期待している。

 

ウエスト・ハムは単純に全てにおいて先手をとり、リヴァプールはうまく対処できなかった。

 

デヤン・ロブレンはブレンダン・ロジャースによってリヴァプール守備陣の問題を解決するために招かれた。彼はチームを率い、最終ラインにより強いフィジカルをもたらすことが期待されていたが、どちらも出来ていない。

 

実際は、誰もリーダーシップを発揮していないし、誰もボールに対して強く当たっていない、誰も競り勝たない。きっとそれらのことをリヴァプールのバックライン、デヤン・ロブレン、マルティン・シュクルテル、ママドゥ・サコー、アルベルト・モレーノ、ハビエル・マンキージョら全員に対して指摘できるだろう。

 

そして、ゴールではシモン・ミニョレがあらゆる問題を引き起こしている。ベルギー人のミニョレはリヴァプールのゴールで引っ込み思案な様子を見せている。ウエスト・ハム戦での最初の2失点でも彼は存在しないも同然だった。ロジャースはミニョレにゲーム中にもっと存在感を示すように要求していたが、ミニョレはそういう素振りは見せていない。彼がセットプレー時に示している静かで神経質な感じはチーム全体に広がっているようにみえる。もしロジャースがビクトル・バルデス獲得に動くようなら、ミニョレはリヴァプールでの自分自身を見つけるかもしれない。

 

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悪戦苦闘するジェラード
言い難いことだが、リヴァプールのキャプテンはここでは不十分だった。

 

ジェラードは昨シーズンはアンカーをうまく務めていたが、週に3試合することの影響や年齢を考慮しても、彼は現在悪戦苦闘している。彼は前方へ送るパスはほとんどなく、ディフェンス陣の弱さをカバーする力も不足していた。ジェラードはリヴァプールの中盤で疑いなくエネルギッシュなジョー・アレンに劣っているし、ルーカス・レイバもいる。彼は何かインパクトを残せないか奮闘していた。

 

怪我で離脱しているエムレ・カンもリヴァプールの中盤を助けるために獲得されたが、今のジェラードのプレーは彼に助けが必要だということを示している。ウエスト・ハムの力強い中盤と比較すると、シェイフ・クヤテはホームチームの為にきっちり仕事をした。彼はことごとくリヴァプールの攻撃を潰し、ウエスト・ハムの雰囲気を作った。

 

もしロジャースがスカッド全体をマネージメンと、厳しい決断をしなければならないのであれば、リヴァプールのキャプテンもそこに含まれているだろう。

 

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スロースターターに変わったリヴァプール

 

試合開始から飛ばすスタイルだったリヴァプールに一体何が起きたのだろう?レッズは試合の基本姿勢を向こう見ずに攻め、早い時間で点を取るようにしていたはずだ。

 

今シーズン、その姿勢は一度だけ見れた。ホワイト・ハート・レーンでの3-0で勝った試合だ。開幕戦でスローな立ち上がりを見せたサウサンプトン戦とマンチェスター・シティー戦はOKだが、早くに失点したアストン・ヴィラ戦と苦戦したルドゴレツ戦は不意を突かれた。今回のハマーズ戦も開始75秒で先制を許し、10分になるまでに2点目を決められた。

 

彼らは試合の後半を支配したと主張したが、ロジャースは試合前にチームを調整し変化を付けるという責任を負わなければならない。ロジャースは再びチームを試合開始から攻撃的にいくようにする必要があり、先制点はリヴァプールの攻撃にとってキーとなる。先に点を取り、相手が追いかけてくれば、リヴァプールはカウンターを仕掛けることができる。しかし、先制点を取られるとリヴァプールは悪戦苦闘する。これはロジャースが責任を持って解決しなければいけないテーマである。

 

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違いを作ったアダム・ララーナ
アダム・ララーナはリヴァプールでのキャリアのスタートが難しいものになったことに耐えている。公式戦でレッズのユニフォームに袖を通す前に彼は怪我をして、情けない1-0の敗戦をしたアストン・ヴィラ戦で復帰した。彼は次のルドゴレツ戦でいくつかの素敵なタッチを見せたが、強いインパクトを残すことはできなかった。

 

しかし、今回のハマーズ戦は彼は良くなっていた。彼の投入はリヴァプールのパフォーマンスを押し上げ、前方でボールを器用にキープし、味方をより危険なエリアへ侵入させ、ファビオ・ボリーニやマリオ・バロテッリとのコンビネーションも良かった。スターリングは彼を越えて何度も突進し、ララーナからのボールを受けていた。ララーナは真ん中のエリアだとボールを受け相手DFに顔を向け、特に良いように見える。彼がハマーズのDFの中心にいておそらくシュートを打つべきだったが、ボリーニへのパスを選択し、失敗したシーンがあったが、ララーナの際どいコントロールや得点への意欲で危険を生み出していた。

 

ララーナはダービーかミドルズブラとのカップ戦で再度先発するだろう。彼はこの暗いリヴァプールにおいて唯一のポジティブな要素として浮上している。

 

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スターリングは光り輝いている

 

別のポジティブな要素は19歳の若者、ラヒーム・スターリングだ。沈んだ空気が彼の周りを漂っていたにも関わらずまたゴールを決め、非常に優れたパフォーマンスを見せた。スターリングは彼のスピード、ドリブル、若いスピリットでゲームに火をつけた。

 

 

彼のシュートは完璧だった。そして後半終了数分前にウエスト・ハムが試合を終わらせるまで彼は走り続けていた。

 

リヴァプールの今シーズンのプレミアリーグでのほとんどのゴールに彼は関わっており、ルイス・スアレスがリヴァプールでやっていた重要な役目を引き受けていると思える。リヴァプールのチームメンバーは、今まさにスターリングを見習うべきである。

 

 

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さすがに低調なパフォーマンスが続いているので結構厳しく書かれているなという印象でした。

 

試合の入り方については、僕もとても気になっていたところで去年に比べて先制点を取れてないってことが大きいですね。それがメンタルによるものなのか何なのかは分かりませんが、このままだと相手に先制点取られる→引いて守られるの繰り返しになってしまいそうなのでロジャースさんお願いします。

 

スターリングは本当に目覚ましい成長でまだ19歳というのに毎度驚かされますね。今後も本当に楽しみです。

 

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