リバプールFCのチーフエグゼクティブであるイアン・エアーは、クラブのオーナーであるフェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)がクラブの売却を考えているのではないかという噂を全否定した。
ここ数ヶ月での数名の高給選手の放出によるランニングコスト低下と、アンフィールドの新メインスタンド工事開始がクラブの収入を大きく引き上げることが予想されるが、何人かのオブザーバーはクラブの売却準備のために収益を改善したのではないかと考えていた。
しかし、イアン・エアーはアメリカ人オーナー達は断固としてアンフィールドに留まるとしている。
エアーは次のように語っている。
「フェンウェイ・スポーツ・グループは彼らがはっきりと示している通り、クラブを処分する意志はありません。」
これは、5,6年のうちに返済する必要があるとエアーが明かしたオーナーグループの無利息貸付金による1億1500万ポンドの新スタンドへの投資に対する言及であった。新アンフィールドスタンドでは4000席追加され、4500ものホスピタリティスペースを備え、年間2000万ポンドの収益アップを生み出すとされている。また、メインスタンドのスポンサーには年間100万ポンドの価値としていた草案も、年間500万ポンド付近へアップグレードとなりそうだ。
「もし収容人数を一般席だけで8500席増加させていたら投資金を返済するのに膨大な時間がかかり、チームの収益にも影響を与えていたでしょう。しかし、大企業スポンサーの拡大は我々が負債を短期間で返済でき、負債を抱え込まず、同時に選手達への財源も短期間で増やせるということを意味します。」
そして、2016-17シーズンの夏に向けメインスタンドの命名権を売却する可能性もある。
「商業部門は様々な人たちと話をしています。我々はアンフィールドのような象徴的なスタジアムの命名権を扱うことは考えませんでしたが、新スタンドの命名権には大きな価値や利益があります。その契約によっていくら入るかということだけでなく、その契約によりクラブとパートナー企業はその最大の恩恵を得ることができるのです。」
メインスタンドの改修工事は12月に開始しており、終了後はアンフィールドスタンド改築に取りかかり、収容人数は59000人近くになるだろう。
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全然知らなかったのですが、クラブ売却の噂なんてあったんですね。選手補強はともかくとして、FSGはスポーツクラブの運営に関しては結構期待できると思っているので長期スパンでクラブをもっと発展させていってほしいですね。
そして、アンフィールド改修工事。他の記事で現在の写真見ましたが、相当スタジアムの外は工事が進んでいますね・・。何とか改築前の今のアンフィールドにもう一度行きたいです。。
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チーム売却のニュース驚きました。
水面下で、一体何が起きているんでしょう。
失礼致しました。
ブログ、毎回楽しみに拝見しております。
コメントありがとうございます。
売却の話は全然噂程度だと思いますけど、見出しだけみるとビックリしますよね。
いつも情報ありがとうございます。
もしかしたら多少の反発はあるのかもしれませんが、スタジアムの命名権よりもらえる使用料は下がるにしても、アンフィールドの名称が変更になるわけではないので、これは素晴らしいアイディアですね。
クラブ売却の件は、FSGに少しも不満がないわけでもないですが、今までのオーナーを考えると雲泥の差ですし、次のオーナーがFSGより良いとも限らないですし、何より長期的な視点で運営をしていると思うので、このまましばらくFSGに運営してもらいたいです。
>YAMさん
コメントありがとうございます。
アンフィールドのネーミングライツ売却はあり得ないと思っていたので、オーナー陣も同じ考えのようで良かったですよね。FSGは信用できると思うので、何とか経営を軌道に乗せてほしいです。