ジェームス・ミルナーはマンチェスター・ユナイテッドのずっと宿敵であった。
ヨークシャー地方の中心都市にあるリーズ・ユナイテッドのファンとして育ったきた多才なジェイムス・ミルナーは、おそらくマンチェスター・ユナイテッドのサポーターから好かれることはないと運命づけられていた。彼のユース時代のリーズ・ユナイテッドをはじめ、マンチェスター・ユナイテッドの他の2大ライバルであるマンチェスター・シティとリバプールでプレーすることによって、ミルナーはオールド・トラフォードで暖かい歓迎を受けることはまずないと確信している。
幸い、ミルナー自身はそういったことはそれほど心配しておらず、彼はずっと宿敵であったマンチェスター・ユナイテッドを打ち破ることを喜んで目指している。ミルナーはオールド・トラフォードでのマンチェスター・ユナイテッド戦に先立って、忠誠心を貫くことの重要性を語った。
「僕はリーズ・ユナイテッドのファンとしてリーズで育ったし、マンチェスターの赤いクラブが好きではないように育てられたんだ。そして、もちろん彼らは僕についても同じことを感じているだろうね。」
「リーズ・ユナイテッドのファンであることと、これまで所属してきたクラブのためにプレーすることはとても似ているんだ。でもピッチに立っている時はサポーターだと思わないことが重要だね。勝利への熱意を見せるものの、それはある時には感情にとらわれすぎて、冷静さを失ったりすることがあるんだ。選手としての精神状態になっている必要があるけど、それでも試合に勝つための情熱が残っているよ」
リバプールは、10月に行われたアンフィールドでのマンチェスター・ユナイテッドでは0-0で引き分けている。ミルナーはその時とは別の試合展開を望んでいる。
「その時から多くの試合があったし、両チームとも改善しているね。彼らは今シーズンからモウリーニョ監督に代わって、今はより監督の望むスタイルに変わってきているだろうね。」
「今度は全く別の試合になると思うけど、僕らは自分たちのプレースタイルを徹底することが重要なんだ。これは少し遅かったけど、僕らがリズムを取り戻せる今年の最初の試合になるだろうね。僕らは今年に入って苦労しているけど、去年は一貫性を持って戦えていたし、今年も大きく前進できると思うよ。僕らはそのレベルに達しているし、多くのゲームでスタイルを貫きたいね。これまでやってきたことをしっかりやり続けることができれば、より多く3ポイントを得ることができるだろうね。」
ユルゲン・クロップ監督のチームは、今シーズン初めにアンフィールドでマンチェスター・ユナイテッドと戦ってから先日のリーグ杯のサウサンプトン戦の前までは、全コンペティションで15試合のうち10試合に勝ち、1試合だけ破れていた。ミルナーはオールド・トラフォードでも3ポイントを獲得することに自信を持っている。
「僕らはホームゲームでも、アウェイでもどんなクラブも倒してきた。リバプールがいつものプレーをすることが出来れば、僕らは3ポイントを得ることができると確信しているよ」
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さて、いよいよオールド・トラフォードでのマンチェスター・ユナイテッド戦ですね。
ミルナーがキャプテンマークを巻くか、ヘンダーソンが戻ってくるか分かりませんが、彼が言うように冷静に自分たちのスタイルを貫いて勝点3を獲得してほしいですね。
YNWA!
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